「エポスカードは危ない」という噂を耳にして、申し込みを躊躇していませんか。また、すでに利用している方の中には、フィッシング詐欺メールを受け取って不安を感じている方もいるでしょう。結論から言えば、エポスカードは年会費無料でありながら充実したセキュリティ機能を備えた安全なクレジットカードです。
本記事では、エポスカードの5つのセキュリティ機能、フィッシング詐欺の見分け方、万が一不正利用された場合の対処手順と補償制度について詳しく解説します。この記事を読めば、エポスカードを安心して使うための知識がすべて身につきます。
エポスカードは安全に使えるクレジットカード
エポスカードは株式会社丸井グループが運営する信頼性の高いクレジットカードです。年会費無料でありながら充実したセキュリティ機能を備えており、利用者からも高い評価を得ています。
エポスカードの運営会社と信頼性
エポスカードは東証プライム市場に上場している株式会社丸井グループが発行しているクレジットカードです。マルイやモディなどの商業施設を全国展開する大手流通グループが運営しており、企業としての信頼性は非常に高いといえます。
カード事業は1960年代から開始されており、60年以上にわたる実績があります。会員数は700万人を超えており、多くの人々に選ばれ続けています。大手企業ならではの安定した経営基盤と、長年培ってきたノウハウにより、安心して利用できる体制が整っているのです。
年会費無料で充実したセキュリティ対策を提供
エポスカードは年会費が永年無料でありながら、高水準のセキュリティ対策を提供しています。ICチップ搭載による偽造防止、カード情報の裏面配置、リアルタイム通知機能など、不正利用を防ぐための仕組みが複数用意されているのです。
年会費無料のカードでは基本的な機能しか提供されないケースも多い中、エポスカードは利用者の安全を第一に考えた設計になっています。エポスアプリを使えば利用状況をすぐに確認でき、不審な動きがあればすぐに気づける環境が整っています。コストをかけずにしっかりとした安全対策を受けられる点が、多くの利用者に支持される理由となっています。
実際の利用者による安全性の評価
エポスカード利用者の口コミでは、セキュリティ面での評価が高い傾向にあります。特に「利用通知が即座に届くため不正利用にすぐ気づける」「アプリが見やすく管理しやすい」といった声が多く見られます。
カードを使った直後にスマートフォンへ通知が届くため、身に覚えのない利用があればすぐに対応できる点が好評です。また、万が一不正利用された場合でも、カスタマーセンターへの連絡対応がスムーズだったという報告も複数あります。実際の利用者の声からも、エポスカードが日常的に安心して使えるクレジットカードであることがわかります。
エポスカードが危ないと言われる理由
エポスカードには「危ない」という声も一部で聞かれます。主な理由として、フィッシング詐欺メールの多さ、不正利用の被害報告、カスタマーセンターへの不満などが挙げられます。これらの実態を正しく理解しましょう。
フィッシング詐欺メールが多く報告されている
エポスカードを装ったフィッシング詐欺メールが多数報告されており、これが「危ない」と言われる大きな要因となっています。「アカウントが制限されました」「不正利用の疑いがあります」といった緊急性を装ったメールで、偽サイトへ誘導しようとする手口です。
ただし、これはエポスカード自体に問題があるわけではありません。人気があり利用者数が多いカードだからこそ、詐欺師のターゲットになりやすいのです。実際、大手銀行やカード会社も同様の被害に遭っています。エポスカード公式サイトでもフィッシング詐欺への注意喚起を行っており、見分け方や対処法を詳しく解説しています。
不正利用の被害報告が見られる
SNSや口コミサイトでは、エポスカードの不正利用被害を報告する声が散見されます。身に覚えのない請求が来たり、海外で勝手に使われていたりといったケースです。こうした報告を見ると「エポスカードは危ないのでは」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、不正利用はどのクレジットカードでも起こりうるリスクです。エポスカードだけが特別危険というわけではありません。むしろエポスカードには盗難・紛失時の全額補償制度があり、適切に届け出れば被害額は補償されます。不正検知システムも導入されており、怪しい利用パターンを自動で検知する仕組みも整っています。
カスタマーセンターの対応に不満の声がある
エポスカードのカスタマーセンターについて「電話がつながりにくい」「対応が冷たい」といった不満の口コミが一部で見られます。特に不正利用の疑いで連絡した際に、スムーズに対応してもらえなかったという声があります。
ただし、対応の評価は個人の体験によって大きく異なります。「オペレーターが親切だった」「迅速に対応してくれた」という肯定的な口コミも多数存在するのです。混雑する時間帯を避けたり、エポスアプリから手続きしたりすることで、よりスムーズに問題解決できるケースもあります。一部の否定的な意見だけで判断するのではなく、総合的に評価することが大切です。
エポスカードの安全性を支える5つのセキュリティ機能
エポスカードには不正利用を防ぐための5つの主要なセキュリティ機能が搭載されています。ICチップ、裏面配置のカード情報、リアルタイム通知、不正検知システム、ログイン通知により、多層的な防御を実現しています。
ICチップ搭載で偽造が困難な設計
エポスカードにはICチップが標準搭載されており、カードの偽造を極めて困難にしています。ICチップには複雑な暗号化技術が使われており、磁気ストライプのみのカードと比べて格段にセキュリティレベルが高いのです。
店舗での決済時には、ICチップと端末が相互に認証を行います。この仕組みにより、カード情報を不正にコピーされたとしても悪用されにくくなっています。日本国内のほとんどの加盟店でICチップ決済に対応しており、安全な取引環境が整っています。偽造カードによる被害を大幅に減らす効果があり、利用者の財産を守る重要な役割を果たしています。
カード番号と名前が裏面に配置されている
エポスカードはカード番号や名義人の名前を裏面に配置する「ナンバーレスデザイン」を採用しています。表面には最小限の情報しか記載されていないため、他人にカード情報を見られるリスクが大幅に低減されます。
レジでカードを渡したときや、カードを机の上に置いたときなど、日常のさまざまな場面でカード情報が露出する機会があります。裏面配置により、こうした状況でも重要な情報が守られるのです。また、SNSに写真を投稿する際にうっかりカード情報が映り込んでしまう事故も防げます。シンプルなセキュリティ対策ですが、日常的なリスクを減らす効果は大きいといえます。
利用の都度リアルタイムで通知が届く
エポスカードを使用するたびに、リアルタイムでスマートフォンに通知が届く仕組みになっています。エポスアプリやメールで利用金額と利用店舗の情報が即座に送られてくるため、不正利用があればすぐに気づくことができます。
通知機能の最大のメリットは、被害の早期発見です。身に覚えのない利用通知が来たら、すぐにカスタマーセンターへ連絡して対処できます。実際の利用者からも「通知が即座に届くから安心」「不正利用を未然に防げた」という好意的な口コミが多く寄せられています。この機能により、日常的にカードの利用状況を把握でき、安全性が大きく向上しているのです。
不審な利用パターンを自動検知する
エポスカードには不審な利用パターンを自動的に検知するシステムが導入されています。通常とは異なる場所での利用や、短時間での高額決済など、不自然な使われ方をした場合にシステムが自動で察知します。
不正利用の可能性があると判断された場合、カードの利用が一時的に制限されることがあります。その際はエポスカードから本人確認の連絡が入り、正当な利用であることを確認できれば制限は解除されます。この仕組みにより、カード情報が盗まれて悪用されるリスクを最小限に抑えられるのです。利用者自身が気づく前に被害を防ぐことができる、頼もしいセキュリティ機能といえます。
ログイン時に通知メールが送信される
エポスNetへログインすると、登録したメールアドレスに通知が自動送信されます。ログイン日時とアクセス元の情報が記載されており、不正アクセスがあればすぐに把握できる仕組みです。
この機能により、第三者がパスワードを不正に入手してログインした場合でも、本人が迅速に気づくことができます。身に覚えのないログイン通知を受け取ったら、すぐにパスワードを変更し、カスタマーセンターへ連絡することで被害を最小限に抑えられます。アカウントの乗っ取りを防ぐための重要な防御ラインとなっており、エポスカードのセキュリティ体制を支える機能の一つです。
エポスバーチャルカードでネットショッピングを安全に
エポスバーチャルカードは、ネットショッピング専用の仮想カード番号を発行できるサービスです。本体のカード情報を守りながら安全にオンライン決済ができ、利用上限の設定や削除も自由に行えます。
専用カード番号で本体カードの情報を守る
エポスバーチャルカードを利用すると、本体のエポスカードとは異なる専用のカード番号が発行されます。ネットショッピングではこの仮想カード番号を使用するため、本体カードの情報を入力する必要がありません。
万が一ネットショップから情報が漏洩しても、流出するのはバーチャルカードの番号のみです。本体カードの情報は守られるため、被害を最小限に抑えられます。信頼性が不明なサイトでの買い物や、初めて利用するオンラインショップでも安心して決済できるのです。ネットショッピングのリスクを大幅に軽減できる、非常に実用的な機能といえます。
利用上限額を自由に設定できる
エポスバーチャルカードは利用可能額を1,000円単位で自由に設定できます。必要最低限の金額だけを設定しておけば、万が一不正利用されても被害額を限定できるのです。
たとえば3,000円の買い物をする場合、バーチャルカードの上限を3,000円に設定しておけば、それ以上の金額を使われる心配はありません。この仕組みにより、ネットショッピングでの使いすぎ防止にも役立ちます。設定変更はエポスアプリから簡単に行えるため、買い物のたびに必要な金額へ調整することも可能です。自分でコントロールできる安全対策として、非常に優れた機能といえます。
不要になればすぐに削除可能
エポスバーチャルカードが不要になったら、エポスアプリからいつでも削除できます。削除すればそのカード番号は完全に無効化されるため、過去に使用したサイトからの不正利用を防げます。
定期的にバーチャルカードを削除して新しい番号を発行し直すことで、セキュリティをさらに高めることも可能です。削除と再発行は何度でも無料で行えるため、気軽に利用できます。単発の買い物のために一時的なカード番号を作り、使い終わったらすぐ削除するという使い方もおすすめです。柔軟な運用ができる点が、エポスバーチャルカードの大きな魅力となっています。
エポスカードのフィッシング詐欺を見分ける方法
エポスカードを装ったフィッシング詐欺が増加しています。不審なメールの特徴を知り、偽サイトのURLを確認するポイントを押さえることで、詐欺被害を防ぐことができます。実際の事例も参考にしましょう。
公式を装った不審なメールの特徴
エポスカードを装ったフィッシングメールには、いくつかの共通した特徴があります。「緊急」「至急」「24時間以内に」といった言葉で焦らせる内容が多く、カード停止や利用制限を装って個人情報の入力を促します。
メールの送信元アドレスが公式ドメイン「eposcard.co.jp」以外になっている場合は要注意です。また、不自然な日本語表現や、会員番号の記載がないメールも疑うべきでしょう。エポスカード公式は緊急を要する場合でも、メール内のリンクから直接ログインを求めることはありません。少しでも違和感を感じたら、メール内のリンクはクリックせず、公式サイトから直接ログインして確認することが重要です。
偽サイトのURLを確認するポイント
フィッシング詐欺では、本物そっくりの偽サイトへ誘導されるケースが多くあります。偽サイトを見分ける最も確実な方法は、URLを注意深く確認することです。エポスカード公式サイトのURLは「https://www.eposcard.co.jp/」で始まります。
偽サイトでは「eposcard」の文字列が微妙に変えられていたり、別のドメインが使われていたりします。たとえば「eposcerd」「eposcard-net.com」のような類似URLには要注意です。また、「https」ではなく「http」で始まるサイトも危険性が高いといえます。ログイン画面でカード番号や暗証番号の入力を求められたら、必ずブラウザのアドレスバーでURLを確認する習慣をつけましょう。
実際に報告されたフィッシングメールの事例
エポスカード公式サイトでは、実際に報告されたフィッシングメールの事例が公開されています。代表的なものとして「不正利用の懸念によりカード利用を制限しました」という内容のメールがあります。24時間以内に確認しないとカードが使えなくなると脅し、偽サイトへ誘導する手口です。
別の事例では「アカウントに不審なログインがありました」というメールで、セキュリティ確認と称してカード情報の再入力を求めるものもあります。また「支払い方法の更新が必要です」と装い、個人情報を盗み取ろうとするケースも報告されています。こうした事例を知っておくことで、実際に同様のメールを受け取ったときに冷静に対処できるでしょう。
万が一不正利用された場合の補償制度
エポスカードには盗難や紛失による不正利用を補償する制度があります。全額補償が基本ですが、適用条件や期間、補償対象外となるケースについても正しく理解しておくことが重要です。
盗難・紛失時は全額補償される
エポスカードが盗難や紛失により不正利用された場合、届け出日を含めて61日前まで遡って全額補償されます。カードを失くしたことに気づいたら、すぐにエポスカスタマーセンターへ連絡することで補償の手続きが開始されます。
補償制度は年会費無料のエポスカードでも適用されるため、追加費用は一切かかりません。不正利用による被害額は、調査の結果正当と認められればエポスカードが負担します。ただし、届け出が遅れると補償期間を過ぎてしまう可能性があるため、カードの紛失や盗難に気づいたらできるだけ早く連絡することが大切です。この補償制度があることで、万が一のときも安心して利用できます。
補償の適用条件と期間
補償を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、盗難や紛失の事実をエポスカードと警察の両方に届け出ることが必須です。届け出を受けた時点からさかのぼって61日以内の不正利用が補償の対象となります。
補償が適用されるには、カードの管理に重大な過失がないことも条件です。たとえば、カードと暗証番号を一緒に保管していた場合などは、管理責任を問われる可能性があります。また、利用明細を定期的に確認し、不審な取引があればすぐに報告する姿勢も重要です。適切にカードを管理していれば、ほとんどのケースで補償を受けられるでしょう。
補償が受けられないケース
いくつかの場合において、補償の対象外となることがあります。最も重要なのは、本人や家族による利用は補償されないという点です。また、カードの裏面に署名がない場合も補償対象外となる可能性が高くなります。
暗証番号をカードに記載していたり、他人に教えていたりした場合も管理責任を問われます。さらに、戦争や地震などの災害による被害、カード会員の故意や重大な過失による場合も補償は受けられません。暗証番号の入力を伴う取引で、本人以外が使用したことを証明できない場合は判断が難しくなることもあります。これらのケースに該当しないよう、日頃から適切なカード管理を心がけることが大切です。
不正利用されたときの対処手順
エポスカードが不正利用された場合、適切な手順で対応することが重要です。カスタマーセンターへの連絡、警察への届け出、カード停止と再発行、補償申請という4つのステップを順番に実行しましょう。
STEP1 エポスカードカスタマーセンターに連絡する
不正利用に気づいたら、まず最優先でエポスカードカスタマーセンターへ電話連絡します。24時間365日対応の紛失受付センター(0120-0101-25)へかければ、すぐにカードを停止できます。
電話では本人確認のため、カード番号や生年月日などの情報を求められます。手元にカードがない場合は、わかる範囲の情報を伝えましょう。オペレーターの指示に従って手続きを進めれば、カードの不正利用をその場で止められます。海外からの連絡の場合は、国際電話の専用窓口(81-3-5340-3333)を利用します。連絡が早ければ早いほど被害を最小限に抑えられるため、少しでも不審な点があれば迷わず連絡することが大切です。
STEP2 警察に被害届を提出する
エポスカードへの連絡が完了したら、速やかに最寄りの警察署へ行き被害届を提出します。被害届は補償を受けるための必須書類となるため、必ず提出しましょう。
警察では、いつどこでカードを紛失したか、不正利用の状況などを詳しく説明します。被害届の受理番号が発行されるので、メモするか書類のコピーをもらっておきます。この受理番号は後の補償申請で必要になるため、大切に保管してください。被害届の提出は、犯罪の記録を残し犯人の逮捕につながる可能性もあります。面倒に感じるかもしれませんが、自分自身を守るためにも必ず行いましょう。
STEP3 カードの利用を停止し再発行手続きを行う
カスタマーセンターへの連絡時にカードは停止されますが、その後正式に再発行の手続きを行います。エポスアプリまたはエポスNetから手続きでき、通常1週間程度で新しいカードが届きます。
再発行されるカードは新しい番号が付与されるため、古いカードの番号が不正に使われる心配はありません。公共料金やサブスクリプションサービスなど、カード番号を登録している先がある場合は、新しいカード番号へ変更する必要があります。変更が必要なサービスをリストアップして、漏れなく更新しましょう。再発行手数料は状況によって異なりますが、不正利用による再発行の場合は無料となることが多いです。
STEP4 被害状況を確認し補償申請する
新しいカードが届いたら、利用明細で不正利用の詳細を確認します。エポスカードから送られてくる補償申請書類に必要事項を記入し、警察の被害届受理番号とともに提出します。
エポスカード側で調査が行われ、不正利用と認められれば被害額が補償されます。調査には通常2週間から1ヶ月程度かかることがあります。この期間中も新しいカードは通常通り使用できるため、日常生活に支障はありません。補償申請の結果は書面または電話で通知されます。万が一補償が認められなかった場合は、理由を確認して異議申し立てをすることも可能です。
エポスアプリで実践できる安全対策
エポスアプリには日常的に活用できる安全機能が多数搭載されています。利用通知の設定、利用上限額の管理、海外利用停止、本人認証サービスを適切に活用することで、セキュリティレベルを大幅に向上できます。
利用通知をプッシュ通知で受け取る設定
エポスアプリでプッシュ通知を有効にすると、カード利用のたびにスマートフォンへ即座に通知が届きます。設定方法は、アプリのメニューから「お知らせ設定」を選び、「カード利用通知」をオンにするだけです。
通知には利用金額、利用店舗、利用日時が表示されるため、身に覚えのない取引があればすぐに気づけます。この機能を活用している利用者からは「使ったらすぐ通知が来るから安心」「不正利用を未然に防げた」という声が多く聞かれます。メール通知も併用できるため、アプリとメールの両方で受け取る設定にすれば、さらに確実です。通知が来たらこまめに確認する習慣をつけることで、セキュリティ意識も自然と高まります。
利用可能額の上限を設定する
エポスアプリでは、自分で決めた金額に達したときにお知らせを受け取る機能があります。月の利用目安額を設定しておけば、使いすぎを防ぐと同時に、異常な高額利用があった場合の早期発見にもつながります。
設定はアプリの「ご利用可能額照会」から行えます。たとえば月5万円までと決めている場合、その金額に達したら通知が届くため、それ以上の利用があれば不正利用の可能性を疑えます。この機能は予算管理にも役立つため、家計管理とセキュリティ対策の両方を同時に実現できる優れた機能です。設定金額はいつでも変更できるため、ライフスタイルに合わせて柔軟に調整しましょう。
海外利用停止サービスを活用する
海外旅行の予定がない場合、エポスアプリから海外での利用を停止できます。この設定をしておけば、カード情報が海外で不正利用されるリスクをゼロにできるのです。
設定方法は、エポスNetまたはアプリから「各種お申し込み・お手続き」を選び、「海外利用停止サービス」を有効にします。海外旅行へ行く際は、出発前に停止を解除すれば現地で通常通り使えます。帰国後は再び停止設定にしておくことで、日常的なセキュリティレベルを維持できます。この機能は特に、海外のオンラインショップでの不正利用対策として効果的です。無料で何度でも設定変更できるため、積極的に活用しましょう。
本人認証サービス(3Dセキュア)を有効化する
本人認証サービス(3Dセキュア)は、ネットショッピングでの決済時に追加のパスワード入力を求めることで、不正利用を防ぐ仕組みです。エポスNetでパスワードを設定するだけで利用できます。
設定後、対応しているオンラインショップで買い物をすると、決済時に本人認証パスワードの入力画面が表示されます。カード情報だけでなくパスワードも必要になるため、第三者による不正利用が極めて困難になるのです。パスワードは他のサービスとは別のものを設定し、定期的に変更することでさらに安全性が高まります。ネットショッピングを頻繁に利用する方には特におすすめの機能です。
エポスカードの安全性を他社カードと比較
エポスカードのセキュリティレベルを客観的に評価するため、他社クレジットカードと比較してみましょう。セキュリティ機能の充実度、不正利用補償の手厚さ、アプリの使いやすさという3つの観点から検証します。
セキュリティ機能の充実度
エポスカードは年会費無料カードの中でもセキュリティ機能が充実しています。ICチップ搭載、リアルタイム通知、不正検知システム、ナンバーレスデザイン、バーチャルカードなど、多層的な防御機能を標準装備しています。
他の年会費無料カードと比較すると、基本的なセキュリティ機能のみのカードも多い中、エポスカードは上位カード並みの対策を提供しているといえます。特にバーチャルカード機能は大手カード会社でも導入していないケースがあり、エポスカードの強みです。ゴールドカードやプラチナカードと比べても遜色ないレベルで、コストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。
不正利用補償の手厚さ
エポスカードの不正利用補償は、届け出日から61日前まで遡って全額補償される制度です。この補償期間は業界標準的で、多くのクレジットカード会社が同様の期間を設定しています。
ただし、年会費無料でこの補償を提供している点は評価できます。一部の年会費無料カードでは補償期間が短かったり、条件が厳しかったりするケースもあるためです。エポスカードは大手カード会社と同等の補償内容を無料で提供しており、利用者にとって安心できる水準といえます。補償申請の手続きもアプリやネットから行えるため、利便性の面でも優れています。
アプリの使いやすさと管理機能
エポスアプリは利用者から「見やすい」「使いやすい」という評価を多く得ています。利用明細の確認、プッシュ通知設定、バーチャルカード発行など、セキュリティに関わる機能がすべてアプリで完結します。
他社カードのアプリと比較すると、エポスアプリは直感的に操作できるデザインが特徴です。特にバーチャルカードの発行や削除がワンタップで行える点は、他社にはあまり見られない優位性です。利用通知も設定が簡単で、初心者でも迷わず使えます。アプリの使いやすさがセキュリティ機能の活用率を高め、結果として安全性の向上につながっているといえるでしょう。
エポスカードを安全に使うための注意点
エポスカード自体のセキュリティ機能に加えて、利用者自身が気をつけるべきポイントがあります。公式サイトからのログイン、利用明細の確認、パスワード管理、フィッシングメール対策を実践しましょう。
公式サイト以外からのログインは避ける
エポスNetへログインする際は、必ず公式サイト(https://www.eposcard.co.jp/)から行いましょう。メールやSMSに記載されたリンクからのログインは、フィッシング詐欺の可能性があるため避けるべきです。
安全にログインするには、ブラウザのブックマークに公式サイトを登録しておくか、検索エンジンから公式サイトを探してアクセスします。エポスアプリからのログインも安全です。ログイン画面でURLを必ず確認し、「eposcard.co.jp」が含まれていることを確認する習慣をつけましょう。この簡単な確認作業が、フィッシング詐欺から身を守る最も効果的な方法です。
定期的に利用明細をチェックする
月に1回は必ず利用明細を確認する習慣をつけましょう。エポスアプリやエポスNetから、いつでも最新の利用状況を確認できます。小額の不正利用は見落としがちなため、すべての取引に目を通すことが重要です。
身に覚えのない利用を見つけたら、金額の大小にかかわらずすぐにカスタマーセンターへ連絡します。不正利用の多くは少額から始まり、気づかれないと判断されると高額な被害に発展することがあるためです。利用明細の確認は、家計管理にも役立ちます。毎月同じ日に確認するなど、自分なりのルールを決めて習慣化すると継続しやすくなります。
暗証番号やパスワードを使い回さない
エポスカードの暗証番号や本人認証パスワードは、他のサービスと同じものを使い回さないようにしましょう。万が一どこかのサービスから情報が漏洩した場合、使い回していると被害が拡大してしまいます。
暗証番号は生年月日や電話番号など推測されやすい数字を避け、ランダムな組み合わせにします。パスワードは英数字と記号を組み合わせた複雑なものにし、定期的に変更することが理想的です。複数のパスワードを管理するのが難しい場合は、信頼できるパスワード管理アプリの使用も検討しましょう。また、暗証番号をカードに書いたり、スマートフォンのメモに保存したりすることは絶対に避けてください。
不審なメールのリンクをクリックしない
エポスカードを装ったメールが届いても、本文中のリンクは絶対にクリックしないでください。正規のメールであっても、安全のためにリンクからではなく、公式サイトやアプリから直接ログインする習慣をつけましょう。
メールの内容が気になる場合は、まず公式サイトから自分でログインして確認します。緊急を要するような内容でも、焦らず冷静に対処することが大切です。どうしても判断がつかない場合は、カスタマーセンターへ電話で問い合わせましょう。メールを削除する前にスクリーンショットを撮っておくと、後で確認が必要になった際に役立ちます。家族や友人にも注意喚起し、周囲の人も守る意識を持つことが重要です。
まとめ|エポスカードは安全対策が充実したクレジットカード
エポスカードは年会費無料でありながら、ICチップ搭載、リアルタイム通知、不正検知システム、バーチャルカードなど5つの主要なセキュリティ機能を備えています。「危ない」という声の多くはフィッシング詐欺メールによるもので、カード自体に問題があるわけではありません。
万が一不正利用された場合も、61日前まで遡って全額補償される制度があり、適切に届け出れば被害額は補償されます。エポスアプリを活用すれば、利用通知の受け取りや海外利用停止など、日常的な安全対策も簡単に実践できます。
公式サイトからのログイン、利用明細の定期確認、パスワードの適切な管理など、利用者自身が気をつけるべきポイントを守れば、エポスカードは安心して使えるクレジットカードです。
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