エポスカードのメリット・デメリットを徹底比較!おすすめな人は?

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エポスカードメリット・デメリット

「エポスカードって本当にお得なの?」「自分に合っているか知りたい」と悩んでいませんか?年会費無料のクレジットカードは数多くありますが、それぞれメリット・デメリットが異なるため、自分のライフスタイルに合った1枚を選ぶことが重要です。

エポスカードは年会費永年無料でマルイでの10%OFFセールや全国10,000店舗以上の優待、海外旅行保険など充実した特典が魅力です。しかし基本ポイント還元率0.5%という弱点もあります。

この記事では、エポスカードのメリット・デメリットを徹底比較し、楽天カードとの違いやおすすめな人の特徴も詳しく解説します。カード選びで失敗したくない人は、ぜひ参考にしてください。

目次

エポスカードとは

エポスカードは、株式会社丸井グループ傘下のエポスカードが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。ここでは基本的なカードスペックと発行会社の信頼性について解説します。

エポスカードの基本スペック

エポスカードは年会費永年無料で持てる、国際ブランドVisaのクレジットカードです。

ポイント還元率は基本0.5%で、200円(税込)の利用ごとに1ポイントが貯まります。

マルイでの買い物やカラオケ、飲食店など全国10,000店舗以上で優待を受けられるのが特徴です。

海外旅行傷害保険が最高3,000万円まで利用付帯し、申し込みから最短即日でカードを受け取れる利便性の高さも魅力といえます。ETCカードも年会費無料で発行可能です。

エポスカード発行会社の信頼性

エポスカードを発行する株式会社エポスカードは、東証プライム上場企業である株式会社丸井グループの完全子会社です。

丸井グループは1931年創業の老舗小売企業で、90年以上の歴史を持っています。

エポスカードの会員数は700万人を超えており、長年にわたる実績と信頼性があります。

また金融庁に登録された貸金業者として、法令を遵守した健全な経営を行っているため、安心して利用できるクレジットカード会社といえるでしょう。

エポスカードのメリット

エポスカードには年会費無料ながら充実した特典が揃っています。ここでは、エポスカードを持つことで得られる9つの主なメリットを詳しく解説していきます。

年会費が永年無料

エポスカードは入会金・年会費が一切かからず、永年無料で利用できます。

多くのクレジットカードでは初年度のみ無料で2年目以降は年会費が発生したり、年間利用額などの条件を満たさないと年会費がかかったりします。しかしエポスカードは条件なしで完全無料です。

カード維持のコストを気にせず、海外旅行保険や優待サービスなどの特典を活用できる点が大きな魅力といえます。クレジットカード初心者でも気軽に持てる1枚でしょう。

マルイで年4回10%OFFセールに参加できる

エポスカードを持っていると、マルイ・モディで開催される「マルコとマルオの7日間」という優待期間中、ほぼ全品10%OFFで買い物ができます。

このセールは年4回(3月・5月・9月・11月頃)開催され、ファッションから雑貨、飲食まで幅広い商品が対象です。例えば3万円の買い物なら3,000円もお得になる計算です。

マルイでよく買い物をする人なら、セール期間だけでも年会費無料のエポスカードを持つ価値は十分にあるでしょう。

全国10,000店舗以上で優待を受けられる

エポスカードは全国10,000店舗以上で割引やポイントアップなどの優待を受けられます。

飲食店ではロイヤルホストやカウボーイ家族で5%OFF、カラオケではシダックスやビッグエコーでルーム料金30%OFF、居酒屋の魚民や笑笑では合計金額から1,000円OFFになります。遊園地や水族館、舞台チケット、温泉施設なども対象です。

日常的に利用する店舗が優待対象に含まれていれば、カード提示だけで節約できるメリットは大きいでしょう。

最高3,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯

エポスカードには最高3,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯しています。

利用付帯とは、旅行代金の一部(ツアー料金や航空券など)をエポスカードで支払うことで保険が適用される仕組みです。

年会費無料のカードでこれだけの補償額が付いているのは珍しく、傷害治療費用は300万円、疾病治療費用は270万円まで補償されます。

海外で病気やケガをすると高額な医療費がかかるため、旅行好きな人にとって心強い保険といえるでしょう。

最短即日発行・当日受け取りができる

エポスカードはWebで申し込み後、審査に通れば最短当日にマルイ店舗のエポスカードセンターでカードを受け取れます。

通常のクレジットカードは郵送で1週間程度かかりますが、エポスカードなら急ぎの場合でも対応可能です。

例えば「明日から海外旅行なのにクレジットカードを持っていない」という状況でも、申し込み当日にカードを手にして海外旅行保険も利用できます。郵送を選んだ場合でも、1週間程度で自宅に届くスピード感は魅力です。

家賃の支払いでポイントが貯まる

エポスカードは「ROOM iD」というサービスを利用すると、家賃の支払いでもポイントが貯まります。

例えば家賃が月7万円なら、年間で4,200ポイント(0.5%還元)が貯まる計算です。

家賃は毎月の固定費として大きな支出になるため、ポイント還元されるメリットは大きいでしょう。

ただし物件の管理会社が「ROOM iD」に対応している必要があるため、事前に確認が必要です。対応物件であれば、何もしなくても自動的にポイントが貯まる仕組みは便利といえます。

ETCカードも年会費無料で発行できる

エポスカードはETCカードも年会費・発行手数料ともに無料で発行できます。

他社のクレジットカードではETCカードの年会費が500円程度かかるケースも多い中、完全無料なのはメリットです。

高速道路の利用料金に対しても0.5%のポイントが貯まるため、通勤や旅行で頻繁に高速道路を使う人ならポイントも効率的に貯められます。本カードもETCカードも維持コストがかからないため、気軽に発行して車載しておけるでしょう。

豊富なデザインから選べるコラボカード

エポスカードは通常デザインに加えて、人気キャラクターやアニメとコラボしたデザインカードを選べます。

ワンピースやちいかわ、すみっコぐらし、ゴジラなど様々なデザインが用意されており、好きなキャラクターのカードを持てるのは楽しみの1つです。

コラボカードでも年会費無料で基本機能は変わらず、通常カードと同じ特典を利用できます。デザインにこだわりたい人や、推しキャラクターのカードを持ちたい人にとって嬉しい選択肢でしょう。

年会費無料でゴールドカードに切り替えできる可能性がある

エポスカードを利用していると、条件を満たせば年会費無料のエポスゴールドカードへのインビテーション(招待)が届く可能性があります。通常ゴールドカードは年会費5,000円(税込)ですが、招待経由なら永年無料です。

ゴールドカードになるとポイント有効期限が無期限になったり、年間利用額に応じて最大10,000ポイントのボーナスがもらえたりします。

明確な招待基準は公表されていませんが、年間50万円程度の利用で届くケースが多いようです。

エポスカードのデメリット

エポスカードには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここでは申し込み前に知っておくべき5つの注意点について解説していきます。

基本ポイント還元率が0.5%と低め

エポスカードの基本ポイント還元率は0.5%で、高還元率カードと比べると物足りなさがあります。

楽天カードやPayPayカードは基本還元率1.0%なので、同じ金額を使ってもエポスカードは半分のポイントしか貯まりません。

例えば月5万円をカード決済する場合、還元率1.0%なら年間6,000ポイントですが、エポスカードでは3,000ポイントです。

ただしマルイでの優待や選べるポイントアップショップを活用すれば、特定店舗では還元率を上げられます。ポイント重視なら使い分けを検討するとよいでしょう。

家族カードを発行できない

エポスカードは家族カードの発行に対応していません。

家族カードとは、本会員の家族が追加で持てるカードで、利用分は本会員の口座からまとめて引き落とされる仕組みです。

多くのクレジットカードでは家族カードを発行でき、家計管理や家族のポイント集約に便利に使えます。

エポスカードで家族それぞれがカードを持ちたい場合は、各自が個別に申し込む必要があり、ポイントも分散してしまいます。家族でポイントを合算したい人には不向きといえるでしょう。

国際ブランドはVisaのみ

エポスカードの国際ブランドはVisaのみで、MastercardやJCBは選べません。

Visaは世界中で使える加盟店数が最も多いため、日常使いで困るケースは少ないでしょう。

ただし一部の店舗やサービスでは「JCBのみ対応」「Mastercard優遇」といった場面もあります。例えばコストコではMastercardしか使えません。

すでに別のVisaカードを持っている人が、国際ブランドを分散させたい場合には選択肢にならない点は覚えておきましょう。

国内旅行傷害保険が付帯していない

エポスカードには国内旅行傷害保険が付帯していません。

海外旅行傷害保険は最高3,000万円まで利用付帯していますが、国内旅行中の事故や怪我には補償がない点に注意が必要です。国内旅行が多い人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

ただし年会費無料カードで国内旅行保険が付帯しているものは少なく、必要なら別途旅行保険に加入するか、保険付帯の他カードを検討する方法もあります。海外旅行メインなら大きな問題にはならないでしょう。

ショッピング保険が付帯していない

エポスカードにはショッピング保険(お買い物保険)が付帯していません。

ショッピング保険とは、カードで購入した商品が破損・盗難にあった際に補償される保険です。

多くのゴールドカードや一部の一般カードには付帯していますが、エポスカードの通常カードには含まれていません。高額な家電や貴金属を購入する際は、この点を理解しておく必要があります。

ただしエポスゴールドカード以上になると年間最大50万円のショッピング保険が付帯するため、補償が必要ならアップグレードも検討するとよいでしょう。

エポスカードの口コミ・評判

エポスカードを実際に使っている人の口コミや評判をまとめました。良い口コミと悪い口コミの両方を紹介しますので、申し込み判断の参考にしてください。

良い口コミ・評判

エポスカードの良い口コミでは、年会費無料で充実した特典が使える点が高く評価されています。

「マルイの10%OFFセールが年4回使えてお得」「カラオケや飲食店で割引が受けられて便利」といった優待サービスへの満足度が高い傾向です。

また「即日発行できて助かった」「海外旅行保険が無料で付いているから安心」という声も多く見られます。

ゴールドカードの招待に関しても「年会費無料でゴールドになれた」と喜ぶ口コミが目立ちます。維持コストをかけずに特典を活用できる点が、多くの利用者から支持されているようです。

悪い口コミ・評判

エポスカードの悪い口コミでは、ポイント還元率の低さを指摘する声が最も多く見られます。

「基本還元率0.5%では他の高還元カードに劣る」「ポイントが貯まりにくい」といった不満です。

また「家族カードが作れないのが不便」「国際ブランドがVisaしか選べない」という制約に対する意見もあります。

優待サービスについても「マルイや優待店舗を使わないとメリットが少ない」という声があり、利用シーンが限られる点がデメリットとして挙げられています。使い方次第でメリットが変わるカードといえるでしょう。

エポスカードが危ないと言われる理由

インターネット上で「エポスカード 危ない」という検索をする人がいるようです。ここでは、そうした評判の真相とエポスカードのセキュリティ面について解説します。

「危ない」という評判の真相

エポスカードが「危ない」と言われる理由は、主に過去のキャッシング利用に関する誤解や、審査基準に対する憶測から生まれたものと考えられます。

年会費無料で審査がそれほど厳しくないため「誰でも作れる=危ないカード」という印象を持つ人がいるようです。

しかし実際には、東証プライム上場企業の丸井グループが運営する正規のクレジットカードで、金融庁に登録された貸金業者として法令を遵守しています。

リボ払いやキャッシングを使いすぎると返済負担が大きくなる点は、どのクレジットカードでも同じです。計画的に利用すれば問題ありません。

セキュリティ面での安全性

エポスカードはセキュリティ対策が充実しており、安全に利用できるカードです。

不正利用検知システムが24時間365日稼働しており、怪しい取引があれば即座に連絡が来ます。

万が一不正利用された場合でも、61日前まで遡って全額補償される制度があるため安心です。

また3Dセキュア(本人認証サービス)にも対応しており、ネットショッピングでの不正利用を防げます。カード番号や有効期限はアプリで簡単に確認でき、利用通知もリアルタイムで届くため、こまめにチェックできる環境が整っています。

エポスカードがおすすめな人

エポスカードは万人向けのカードではなく、利用スタイルによって向き不向きがあります。ここでは、エポスカードを持つメリットが大きい5つのタイプの人を紹介します。

マルイ・モディで買い物をする人

マルイやモディで定期的に買い物をする人には、エポスカードが非常におすすめです。

年4回開催される「マルコとマルオの7日間」では、ほぼ全品10%OFFで購入できるため大きな節約になります。

例えば年間20万円マルイで買い物をする場合、セール期間中に集中して購入すれば2万円も節約できる計算です。

ファッションや雑貨、飲食まで幅広いジャンルが対象になるため、マルイでの買い物が多い人ほど恩恵を受けられます。年会費無料でこの特典が使えるのは魅力的でしょう。

優待店舗を頻繁に利用する人

カラオケや居酒屋、ファミレスなどの優待店舗をよく利用する人にエポスカードは向いています。

全国10,000店舗以上で割引や特典が受けられるため、日常的な外食や娯楽費を節約できるからです。

例えばシダックスでカラオケを月2回利用すれば、ルーム料金30%OFFで年間数千円の節約になります。

魚民や笑笑などの居酒屋でも1,000円OFFが適用されるため、飲み会が多い人にもメリットがあります。自分がよく行く店舗が優待対象かを確認してから申し込むとよいでしょう。

海外旅行に行く機会が多い人

海外旅行に年1回以上行く人なら、エポスカードを持っておくと安心です。

最高3,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯しており、年会費無料のカードとしては補償内容が充実しています。

傷害治療費用300万円、疾病治療費用270万円という補償額は、海外での医療費トラブルに十分対応できる水準です。

別途旅行保険に加入すると数千円かかることを考えると、エポスカードを持っているだけでコストを抑えられます。海外でVisaは広く使えるため、決済用としても便利でしょう。

即日発行を希望している人

急ぎでクレジットカードが必要な人には、エポスカードの即日発行サービスが役立ちます。

Webで申し込んで審査に通れば、最短当日にマルイ店舗のエポスカードセンターでカードを受け取れるからです。

例えば「明日から海外旅行なのに手持ちのカードを忘れた」「急な出張で決済手段が必要」といった緊急時にも対応できます。

通常のクレジットカードは郵送で1週間程度かかるため、即日発行できるのは大きな強みです。近くにマルイがある人は特に便利でしょう。

ゴールドカードを年会費無料で持ちたい人

将来的にゴールドカードを年会費無料で持ちたい人にとって、エポスカードは最適な選択肢です。

エポスカードを利用していると、条件を満たせば年会費無料のエポスゴールドカードへの招待が届く可能性があります。通常ゴールドカードは年会費5,000円(税込)ですが、招待経由なら永年無料です。

年間50万円程度の利用で招待が来るケースが多く、ポイント有効期限が無期限になったり、ボーナスポイントがもらえたりします。まずは通常カードで利用実績を積み、ゴールドを目指す戦略は賢い選択といえるでしょう。

エポスカードをおすすめしない人

エポスカードは多くのメリットがありますが、すべての人に向いているわけではありません。ここでは、エポスカード以外のカードを検討したほうがよい3つのタイプを紹介します。

ポイント還元率を重視する人

ポイント還元率を最重視する人には、エポスカードはあまり向いていません。

基本還元率が0.5%と低いため、効率的にポイントを貯めたい人には物足りないでしょう。

楽天カードやPayPayカードは基本還元率1.0%なので、同じ金額を使っても2倍のポイントが貯まります。

例えば年間100万円をカード決済する場合、還元率1.0%なら10,000ポイントですが、エポスカードでは5,000ポイントです。優待店舗以外での利用が多い人は、高還元率カードをメインにしたほうがお得になります。

家族カードが必要な人

家族カードを発行したい人には、エポスカードは適していません。

エポスカードは家族カードの発行に対応しておらず、家族それぞれが個別に申し込む必要があるからです。

家族カードがあれば、家族の利用分もまとめて管理でき、ポイントも合算できるメリットがあります。

例えば夫婦でカードを使う場合、家族カード対応のカードなら効率的にポイントを貯められます。家計管理を一本化したい人や、家族でポイントを集約したい人は、楽天カードなど家族カード発行可能なカードを選ぶとよいでしょう。

マルイや優待店舗を利用しない人

マルイでの買い物や優待店舗をほとんど利用しない人には、エポスカードのメリットは限定的です。

エポスカードの強みは10%OFFセールや優待サービスにあるため、これらを使わないと年会費無料でも活用しきれません。基本還元率は0.5%と低く、特典を使わなければ他の高還元率カードに劣ります。

自分の生活圏にマルイがない、カラオケや居酒屋もあまり行かないという人は、日常使いで高還元率が得られるカードを選んだほうが満足度は高いでしょう。

エポスカードとゴールドカードの違い

エポスカードには通常カードに加えて、ワンランク上のエポスゴールドカードがあります。ここでは両者の主な違いを3つの観点から比較していきます。

年会費の違い

エポスカードは年会費永年無料ですが、エポスゴールドカードは通常5,000円(税込)の年会費がかかります。

ただしエポスカードの利用実績に応じて届くインビテーション(招待)経由でゴールドカードを作れば、年会費は永年無料です。また年間50万円以上利用すれば、翌年以降の年会費が無料になる条件もあります。

招待なしで直接ゴールドカードに申し込むこともできますが、その場合は年会費5,000円が必要です。将来的にゴールドカードを持ちたい人は、まず通常カードで利用実績を積むのが賢い選択でしょう。

ポイント還元の違い

エポスゴールドカードは通常カードと比べて、ポイントが貯まりやすい仕組みになっています。

基本還元率は同じ0.5%ですが、ゴールドカードには年間利用額に応じたボーナスポイントが付与されます。

年間50万円利用で2,500ポイント、100万円利用で10,000ポイントがもらえるため、実質還元率が大きく上がる計算です。

さらにポイント有効期限が無期限になり、失効を気にせず長期間かけて貯められます。選べるポイントアップショップでは、通常カードと同様に特定店舗でポイントが最大3倍になります。

付帯サービスの違い

エポスゴールドカードには、通常カードにはない特典がいくつか追加されています。

空港ラウンジが国内主要空港とハワイで無料利用できるため、旅行や出張が多い人には便利です。

またショッピング保険が年間最大50万円まで付帯し、カードで購入した商品の破損・盗難を補償してくれます。

海外旅行傷害保険は通常カードと同じ最高3,000万円ですが、ゴールドカードのほうが補償内容が若干手厚くなっています。これらの付帯サービスの充実度が、ゴールドカードの大きな魅力といえるでしょう。

エポスカードとプラチナカードの違い

エポスカードシリーズの最上位には、エポスプラチナカードがあります。ここでは通常カードとプラチナカードの大きな違いを2つの視点から解説します。

年会費とインビテーション

エポスプラチナカードの年会費は30,000円(税込)で、通常カードの永年無料と比べると大きな差があります。

ただしエポスゴールドカードを利用していると、年間利用実績などの条件を満たすことでプラチナカードへのインビテーション(招待)が届く場合があります。招待経由で申し込むと年会費が20,000円(税込)に優遇される仕組みです。

またプラチナカードで年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が20,000円(税込)になります。高額な年会費に見合う特典が用意されているため、特典を活用できる人にとっては価値のあるカードといえるでしょう。

特典内容の違い

エポスプラチナカードには、通常カードにはないプレミアムな特典が多数付帯しています。

プライオリティ・パスが無料で利用でき、世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジにアクセスできるのが大きな特徴です。

また24時間365日対応のコンシェルジュサービスが使え、レストラン予約や旅行手配などをサポートしてもらえます。

ポイント還元面でも優遇され、年間利用額に応じて最大100,000ポイントのボーナスが付与される仕組みです。海外旅行傷害保険は最高1億円まで補償されるなど、通常カードとは大きく異なるステータスと実用性を兼ね備えています。

エポスカードと楽天カードの比較

年会費無料のクレジットカードとして人気の高いエポスカードと楽天カードを比較します。どちらを選ぶべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

ポイント還元率の比較

ポイント還元率では楽天カードが優位です。

楽天カードは基本還元率1.0%で、100円につき1ポイントが貯まります。一方エポスカードは基本還元率0.5%で、200円につき1ポイントです。

例えば月5万円をカード決済する場合、楽天カードなら年間6,000ポイント貯まりますが、エポスカードでは3,000ポイントにとどまります。

ただしエポスカードは選べるポイントアップショップで特定店舗の還元率を最大1.5%に上げられるため、使い方次第では差を縮められるでしょう。日常使いでのポイント効率を重視するなら楽天カードが有利です。

優待サービスの比較

優待サービスの充実度ではエポスカードに軍配が上がります。

エポスカードは全国10,000店舗以上で割引や特典が受けられ、マルイでの10%OFFセールも年4回利用できるからです。カラオケ、居酒屋、レストラン、遊園地など幅広いジャンルで優待があります。

楽天カードも楽天市場でポイント最大3倍になる特典がありますが、実店舗での優待はエポスカードほど充実していません。ネットショッピング中心なら楽天カード、実店舗での割引を重視するならエポスカードが向いているといえるでしょう。

どちらがお得か

どちらがお得かは、利用スタイルによって変わります。

楽天市場でよく買い物をする人や、日常使いでポイントを効率的に貯めたい人には楽天カードが適しています。基本還元率1.0%は魅力的で、楽天経済圏を活用すればさらにポイントが貯まりやすくなるでしょう。

一方マルイで買い物をする人や、カラオケ・飲食店などの優待店舗をよく利用する人にはエポスカードがおすすめです。海外旅行保険が利用付帯している点も見逃せません。両方とも年会費無料なので、2枚持ちして使い分けるのも賢い選択といえます。

エポスカードを使わないとどうなるか

エポスカードを持っているだけで使わない場合、いくつかのデメリットが生じます。ここでは、カードを放置することで起こる2つの主な問題について解説します。

利用実績がないとゴールドのインビテーションが届かない

エポスカードを使わずに放置していると、エポスゴールドカードへのインビテーション(招待)が届く可能性はほぼありません。招待は利用実績に基づいて送られるため、カードを使っていない人は対象外になるからです。

年間50万円程度の利用で招待が届くケースが多く、コンスタントに使い続けることが重要になります。

せっかく年会費無料でゴールドカードを持てるチャンスがあっても、利用実績がなければ活かせません。将来的にゴールドカードを目指すなら、少額でも定期的にエポスカードを使うことをおすすめします。

ポイントの有効期限に注意が必要

エポスカードの通常ポイントは、加算日から2年間が有効期限です。

カードをほとんど使わないと、せっかく貯めたポイントが失効してしまうリスクがあります。

例えば入会キャンペーンでもらった2,000ポイントも、2年以内に使わなければ消えてしまう計算です。

ポイントを無駄にしないためには、有効期限が近づく前にマルイでの買い物や商品券への交換などで使い切る必要があります。定期的にカードを利用していればポイントも貯まり続けるため、放置せず活用することが大切でしょう。

エポスカードの審査

エポスカードに申し込む際、審査に通るかどうか不安を感じる人も多いでしょう。ここでは審査基準や通りやすい人・落ちやすい人の特徴について解説します。

審査基準

エポスカードの申込資格は「18歳以上(高校生を除く)」のみで、年収や職業に関する明確な条件は公表されていません。審査では本人の返済能力や信用情報が総合的に判断されます。

安定した収入があるかどうか、過去にクレジットカードやローンの延滞がないかなどがチェックポイントです。

学生やアルバイト、パート、主婦でも申し込めるため、比較的審査難易度は高くないとされています。

ただし審査基準の詳細は非公開のため、必ず通るとは限りません。申し込み前に自分の信用情報を確認しておくとよいでしょう。

審査に通りやすい人の特徴

エポスカードの審査に通りやすい人には、いくつかの共通点があります。

安定した収入がある会社員や公務員は審査で有利になりやすく、勤続年数が長いほど信頼性が高まる傾向です。

また過去にクレジットカードやローンで延滞や滞納がなく、クレヒス(信用情報)が良好な人も審査に通りやすくなります。

すでに他のクレジットカードを問題なく使っている実績があると、返済能力を証明できるため有利です。学生や主婦でも、過去に金融トラブルがなければ十分に審査通過の可能性があるでしょう。

審査落ちする人の特徴

エポスカードの審査に落ちやすい人には、信用情報に問題があるケースが多く見られます。

過去にクレジットカードやローンで延滞・滞納があると、返済能力に疑問を持たれて審査に通りにくくなるでしょう。

また短期間に複数のクレジットカードに申し込んでいる人も、お金に困っていると判断されて審査で不利になります。

無職で収入がまったくない場合や、他社からの借入が多すぎる場合も審査落ちの原因です。申込内容に虚偽があった場合は即座に審査落ちとなるため、正確な情報を入力することが大切といえます。

エポスカードの申し込み方法

エポスカードの申し込みは、Webまたはマルイ店頭のエポスカードセンターで行えます。ここでは、それぞれの申し込み手順と必要書類について詳しく解説します。

Web申し込みの流れ

エポスカードのWeb申し込みは、24時間いつでも手続きできて便利です。

まずエポスカード公式サイトにアクセスし、「お申し込みはこちら」ボタンから申し込みページに進みます。

氏名、住所、勤務先、年収などの必要事項を入力して送信すると、審査が開始される仕組みです。審査結果はメールで通知され、最短数分で結果がわかります。

カードの受け取り方法は、マルイ店舗での当日受け取りか自宅への郵送を選択可能です。郵送を選んだ場合は、約1週間で自宅に届きます。スマートフォンからでも申し込めるため、空き時間に手続きを済ませられるでしょう。

店頭申し込みの流れ

マルイ店舗のエポスカードセンターで直接申し込むこともできます。

店頭申し込みのメリットは、わからないことをその場でスタッフに質問できる点です。

まず最寄りのマルイ・モディに行き、エポスカードセンターを訪ねましょう。

申込用紙に必要事項を記入し、本人確認書類とともに提出します。審査は最短30分程度で完了し、通過すればその場でカードを受け取れる仕組みです。

ただし混雑状況によっては時間がかかる場合もあります。営業時間内に行く必要があるため、事前に営業時間を確認しておくとスムーズでしょう。

必要書類

エポスカードの申し込みには、本人確認書類が必要です。以下のいずれか1点を用意しましょう。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 在留カード・特別永住者証明書
  • 公的証明書類(健康保険証、年金手帳など)

Web申し込みで郵送受け取りを選んだ場合は、配達時に本人確認が行われます。店頭受け取りや店頭申し込みの場合は、その場で提示が必要です。

書類の住所が現住所と異なる場合は、公共料金の領収書など現住所が確認できる書類も求められることがあります。事前に用意しておくとスムーズに手続きできるでしょう。

エポスカードのお得な使い方

エポスカードは工夫次第で、基本還元率0.5%以上のポイントを獲得できます。ここでは、効率的にポイントを貯めるための3つの活用テクニックを紹介します。

エポスポイントUPサイトを活用する

エポスポイントUPサイトを経由してネットショッピングをすると、ポイントが2〜30倍にアップします。

このサイトは会員専用のポイントアップモールで、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど400以上のショップが対象です。

例えばAmazonなら通常の0.5%還元に加えて、さらに0.5%分が上乗せされて合計1.0%還元になります。

利用方法は簡単で、エポスポイントUPサイトにログインしてから買い物するショップを選ぶだけです。普段のネットショッピングの前にひと手間加えるだけで、ポイントが2倍以上貯まるお得な仕組みといえるでしょう。

選べるポイントアップショップを登録する

エポスカードには「選べるポイントアップショップ」という制度があり、よく使うお店を最大3つまで登録するとポイントが最大3倍(還元率1.5%)になります。対象店舗はコンビニ、スーパー、ガソリンスタンド、カフェなど幅広いジャンルから選択可能です。

例えばセブン-イレブンを登録すれば、毎日の買い物で通常の3倍のポイントが貯まります。

登録は無料でいつでも変更できるため、自分のライフスタイルに合わせて最適な店舗を選びましょう。日常的に使う店舗を登録しておけば、自然とポイントが貯まっていく仕組みです。

家賃や光熱費の支払いに利用する

エポスカードで家賃や光熱費などの固定費を支払うと、自動的にポイントが貯まります。

家賃は「ROOM iD」というサービスを利用すれば、月々の支払いで0.5%のポイントが付与される仕組みです。例えば家賃7万円なら年間で4,200ポイント貯まります。

電気・ガス・水道などの公共料金もカード払いに設定すれば、毎月確実にポイントが貯まるでしょう。

固定費は金額が大きく毎月必ず発生する支出のため、カード払いにするだけで効率的にポイントを獲得できます。一度設定すれば手間もかからず便利です。

エポスカードのキャンペーン情報

エポスカードでは、新規入会者向けにお得なキャンペーンが定期的に実施されています。ここでは現在実施中のキャンペーン内容と、利用時の注意点について解説します。

新規入会キャンペーン

エポスカードでは新規入会者を対象に、ポイントプレゼントキャンペーンを実施しています。

Web申し込み限定で2,000円相当のエポスポイントがもらえるのが標準的な特典です。

キャンペーン内容は時期によって変動し、入会特典が増額されることもあります。

ポイントを受け取るには、カード発行後に指定された条件を満たす必要がある場合が多いでしょう。例えば初回利用やアプリ登録など、簡単な条件をクリアするだけでポイントがもらえる仕組みです。申し込み前に公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認しておくことをおすすめします。

キャンペーンの注意点

エポスカードのキャンペーンを利用する際は、いくつかの注意点があります。

まずポイント付与には条件があり、単にカードを発行するだけでは受け取れないケースが多い点に気をつけましょう。カード利用やアプリ登録など、指定された条件を期限内に満たす必要があります。

またキャンペーンポイントの有効期限は通常ポイントと同じ2年間なので、忘れずに使い切ることが大切です。

さらにWeb申し込み限定のキャンペーンが多いため、店頭申し込みでは特典が受けられない場合があります。適用条件や期限をしっかり確認してから申し込むとよいでしょう。

エポスカードに関するよくある質問

エポスカードを利用する上で、多くの人が疑問に思うポイントをまとめました。締め日や解約方法など、6つのよくある質問について詳しく回答します。

締め日・引き落とし日はいつ?

エポスカードの締め日と引き落とし日は、2つのパターンから選択できます。

1つ目は毎月4日締め・翌月4日払い、2つ目は毎月27日締め・翌月27日払いです。

申し込み時に希望する支払日を選べるため、給料日に合わせて設定するとよいでしょう。

例えば給料日が25日なら27日払いにすると、口座残高に余裕を持って引き落としに対応できます。締め日から引き落とし日まで約1ヶ月あるため、利用明細を確認して支払い準備をする時間は十分にあります。変更したい場合は会員サイトやアプリから手続き可能です。

支払いに遅れたらどうなる?

エポスカードの支払いに遅れると、まず遅延損害金が発生します。

遅延損害金は年率14.6%で計算され、支払いが遅れた日数分だけ加算される仕組みです。

また信用情報に延滞の記録が残るため、将来的に他のローンやクレジットカードの審査に悪影響を及ぼす可能性があります。支払いが遅れた場合は、エポスカードから電話やハガキで連絡が来るでしょう。

長期間滞納するとカードの利用停止や強制解約になり、法的措置を取られるケースもあります。万が一支払いが難しい場合は、早めにカスタマーセンターに相談することが大切です。

ETCカードは発行できる?

エポスカードは、ETCカードを年会費・発行手数料ともに完全無料で発行できます。

申し込みは会員サイト「エポスNet」またはアプリから簡単に手続き可能です。

カード発行までは約2週間程度かかり、自宅に郵送されます。

ETC利用分も通常のカード利用と同様に0.5%のポイント還元対象になるため、高速道路をよく使う人にとってお得です。他社カードではETCカードの年会費が500円程度かかるケースも多い中、エポスカードなら維持コストがかかりません。複数枚の発行はできず、1枚のみの発行となります。

ポイントをマイルに交換できる?

エポスポイントは、JALマイルやANAマイルに交換できます。

交換レートはJALマイルが2ポイント=1マイル、ANAマイルが1,000ポイント=500マイルです。

例えば2,000エポスポイントなら、JALマイル1,000マイルまたはANAマイル1,000マイルに交換できます。

交換はエポスNetから手続き可能で、マイルへの移行には1週間程度かかる仕組みです。ただしポイントをマイルに交換するより、マルイでの買い物や商品券への交換のほうがレートは良い場合が多いでしょう。自分の利用スタイルに合わせて最適な交換先を選ぶことが大切です。

カードのデザイン変更はできる?

エポスカードのデザイン変更は、原則として再発行の手続きが必要です。

通常デザインから別のデザインに変更したい場合や、コラボカードに切り替えたい場合は、新規でカードを発行する形になります。デザイン変更には1,000円(税込)の手数料がかかるのが一般的です。

ただしカードの破損や紛失による再発行の場合も同様に手数料が発生します。

カード番号も変わるため、公共料金などの支払いを登録している場合は変更手続きが必要です。デザインは最初の申し込み時によく検討して選ぶことをおすすめします。

解約方法は?

エポスカードの解約は、エポスカスタマーセンターへの電話で手続きできます。

電話番号は03-3383-0101(営業時間9:30〜18:00)で、オペレーターに解約の意思を伝えれば手続きが進みます。

解約前に確認すべきポイントは、未払い残高がないか、貯まったポイントを使い切ったかの2点です。

解約後はポイントが失効し、未払い残高があれば一括請求される可能性があります。また公共料金やサブスクの支払いをエポスカードで設定している場合は、事前に別の支払い方法に変更しておきましょう。年会費無料のため、使わなくても維持コストはかかりません。

まとめ|エポスカードのメリット・デメリットを理解して賢く活用しよう

エポスカードは年会費永年無料で、マルイでの10%OFFセールや全国10,000店舗以上の優待、海外旅行保険が利用できる点が大きなメリットです。即日発行にも対応しており、利用実績を積めば年会費無料でゴールドカードに切り替えられる可能性もあります。

一方で基本ポイント還元率0.5%と低めで、家族カードが発行できない、国際ブランドがVisaのみといったデメリットも存在します。

マルイや優待店舗をよく利用する人、海外旅行に行く機会が多い人には非常におすすめです。自分のライフスタイルに合わせてメリットを最大限活用し、デメリットを補う使い方を工夫することで、エポスカードを賢く使いこなせるでしょう。

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