エポスカードから突然SMSが届いて、「これは本物?それとも詐欺?」と不安になっていませんか。近年、エポスカードを装ったフィッシング詐欺SMSが急増しており、誤って個人情報を入力してしまうと大きな被害につながる可能性があります。
本記事では、エポスカードのSMSが本物か詐欺かを見分ける4つの方法、詐欺SMSの具体的な特徴、万が一の際の緊急対応まで徹底解説します。正しい知識を身につけて、安心してエポスカードを利用しましょう。
エポスカードから届くSMSの種類
エポスカードから届くSMSには、カード利用時の通知や本人確認、返金案内など複数の種類があります。正規のSMSと詐欺SMSを見分けるため、まずはエポスカードが送信する通知の種類と内容を把握しておきましょう。
利用確認のSMS
カード利用時に届くSMSは、不正利用を早期発見するための重要な通知です。エポスカードでは、カードを使って買い物や支払いをした際に、登録している携帯電話番号宛てにSMSが送信されます。
通知内容には利用日時や利用金額、加盟店名などが記載されており、身に覚えのない利用があればすぐに気づける仕組みです。特に高額な決済や海外での利用時には、セキュリティ強化のために本人確認のSMSが送られることもあります。
このSMSは利用直後から数分以内に届くことが多く、リアルタイムで自分のカード利用状況を把握できます。万が一、使った覚えのない通知が届いた場合は、不正利用の可能性があるため、すぐにカード会社に連絡しましょう。
本人確認・審査のSMS
エポスカードに新規申し込みをした際、審査過程で本人確認のためのSMSが届く場合があります。このSMSには申込者本人のフルネームが記載されており、申し込み内容の確認や追加情報の提供を求める内容となっています。
審査に関するSMSは、申し込み後半日から1日程度で届くことが一般的です。本人確認が必要な場合、SMSに記載された電話番号に連絡するよう案内されることもあります。
ただし、申し込みをしていないのにこうしたSMSが届いた場合は詐欺の可能性が高いです。不審に思ったら、SMSに記載された連絡先ではなく、公式サイトに掲載されている問い合わせ窓口に確認することをおすすめします。審査結果自体は、メールやエポスNetでも確認できます。
返金に関するSMS
二重払いやキャンセル処理による返金が発生した際、エポスカードから返金案内のSMSが届くことがあります。このSMSには本人の氏名と返金理由、返金額などの具体的な情報が記載されています。
返金SMSは、実際に二重決済などのトラブルがあった場合にのみ送信されるため、頻繁に届くものではありません。送信元も正規の電話番号から送られてくるため、番号を確認することで本物かどうか判断できます。
返金処理は通常、SMS受信後の翌営業日には口座に反映されることが多いです。ただし、身に覚えのない返金SMSが届いた場合は、念のため公式サイトから直接ログインして確認するか、カスタマーセンターに問い合わせましょう。詐欺SMSの可能性もあるため、慎重な対応が必要です。
引き落とし結果のご案内SMS
毎月のカード利用代金の引き落とし処理が完了した際、その結果を知らせるSMSが届くことがあります。このSMSには引き落とし日と引き落とし金額、処理結果(成功または失敗)が記載されています。
引き落としが正常に完了した場合は、その旨を知らせる簡潔な内容となります。一方、残高不足などで引き落としができなかった場合は、再引き落とし日や対応方法について案内されることもあります。
この通知により、毎月の支払い状況を確実に把握でき、うっかり支払い忘れを防ぐことができます。引き落とし結果はエポスNetでも確認可能です。万が一、引き落としができなかった場合は速やかに入金し、カスタマーセンターに連絡して対応を確認しましょう。
不正利用検知のSMS
エポスカードのシステムが不正利用の可能性を検知した際、確認のためのSMSが送信されます。このSMSでは「ご本人様の利用か確認させてください」といった内容で、最近の取引について問い合わせる形になっています。
不正検知システムは、普段と異なる利用パターンや高額決済、海外での突然の利用などを自動的に察知します。たとえ本人の利用であっても、セキュリティ上の理由から一時的にカード利用が制限されることがあります。
このSMSが届いた場合は、記載された正規の連絡先に電話をして本人確認を行う必要があります。確認が取れれば、制限はすぐに解除されます。ただし、本当に身に覚えのない利用だった場合は、不正利用の可能性があるため、速やかにカードの利用停止手続きを行いましょう。
エポスカードのSMS送信元番号
エポスカードから送られてくるSMSの送信元番号を知っておくことは、詐欺SMSを見分ける上で非常に重要です。ここでは正規のSMS送信元として使われる番号の特徴について解説します。
正規の電話番号一覧
エポスカードが公式に使用しているSMS送信元番号は、複数存在します。主にフリーダイヤルの0120で始まる番号や、東京の市外局番03で始まる番号から送信されることが一般的です。
正規の番号かどうか確認したい場合は、エポスカードの公式サイトにある「よくある質問」ページや、カスタマーセンターに問い合わせることで確認できます。SMSに記載された番号に折り返し電話をする前に、必ず公式情報と照らし合わせることが重要です。
また、SMS内に本人のフルネームが記載されているかどうかも、正規のSMSかどうかを判断する材料になります。詐欺SMSの多くは、個人情報を持っていないため、名前が記載されていないか、「会員様」といった一般的な呼びかけになっています。少しでも不審に感じたら、公式サイトから直接確認しましょう。
0120から始まる番号の見方
0120で始まる番号は、企業が顧客サービス用に使用するフリーダイヤルです。エポスカードからのSMSでも、この形式の番号が送信元として表示されることがあります。
フリーダイヤルは通話料が無料であるため、企業の正規の連絡手段として広く使われています。ただし、最近では詐欺グループも0120番号を悪用するケースが増えているため、番号だけで完全に信頼することはできません。
SMSを受け取ったら、まず番号をインターネットで検索してみることをおすすめします。正規の番号であれば、エポスカードの公式情報や口コミサイトなどで確認情報が見つかるはずです。見つからない場合や、詐欺の報告が多数ある場合は、そのSMSには反応せず、公式サイトから直接問い合わせましょう。
03から始まる東京の番号
03で始まる番号は東京の市外局番で、エポスカードの本社や各部署から連絡が来る際に使用されることがあります。特に本人確認や重要な連絡の際には、固定電話番号から連絡が来る場合もあります。
東京の固定電話番号からのSMSは、一般的にシステム送信ではなく、担当者が直接対応する必要がある案件の場合が多いです。ただし、この番号も詐欺グループに悪用される可能性があるため、注意が必要です。
不審な03番号からSMSが届いた場合は、その番号を公式サイトの問い合わせ先一覧と照合しましょう。公式サイトに掲載されていない番号からの連絡は、詐欺の可能性が高いと考えられます。確実性を求めるなら、受け取ったSMSには反応せず、自分から公式の問い合わせ窓口に連絡することが最も安全です。
エポスカードのSMSが本物か詐欺か見分ける方法
届いたSMSが本物か詐欺かを正確に判断するには、いくつかのポイントをチェックする必要があります。以下の4つの特徴を確認することで、詐欺SMSに騙されるリスクを大幅に減らせます。
本人の氏名が記載されている
エポスカードから送られる正規のSMSには、基本的にあなたのフルネーム(姓名)が記載されています。これは会員情報を基に送信しているため、個人を特定した内容になっているからです。
一方、詐欺SMSは不特定多数に一斉送信されるため、「会員様」「お客様」といった一般的な呼びかけしか使われません。具体的な個人名が記載されていない場合は、詐欺である可能性が高いと判断できます。
ただし、名前が記載されているからといって100%安全とは限りません。過去に情報漏洩などで個人情報が流出している場合、詐欺グループがその情報を使って個人名入りのSMSを送ることもあります。名前の記載に加えて、他の要素も総合的に確認することが重要です。
正規の電話番号から送信されている
SMS送信元の電話番号を確認することは、詐欺を見抜く最も有効な方法の一つです。エポスカードの公式サイトには、正規の連絡先電話番号が掲載されているため、届いたSMSの送信元番号と照合できます。
公式サイトの「よくある質問」ページやお問い合わせページで、エポスカードが使用している正規の番号を確認しましょう。送信元番号が公式情報と一致していれば、本物のSMSである可能性が高まります。
ただし、送信元番号は偽装される可能性もゼロではありません。そのため、番号が正規のものであっても、他の確認ポイントもあわせてチェックすることが大切です。少しでも不安がある場合は、SMSに記載された番号ではなく、公式サイトに掲載されている番号に自分から電話をかけて確認しましょう。
身に覚えのある取引内容である
SMSに記載されている内容が、自分の利用状況と一致しているか確認することも重要です。たとえば返金のSMSなら、実際に二重払いをした記憶があるか、不正利用の通知なら最近カードを使った覚えがあるかなどをチェックします。
詐欺SMSは具体性に欠けることが多く、「不正な取引を検知しました」といった曖昧な表現が使われがちです。一方、正規のSMSは利用日時や金額、店舗名など具体的な情報が含まれています。
もし思い当たることがあれば本物の可能性が高いですが、それでも慎重に対応すべきです。エポスNetにログインして実際の利用履歴を確認したり、カスタマーセンターに直接問い合わせることで、より確実な判断ができます。身に覚えがない内容のSMSは、詐欺の可能性が高いため無視することをおすすめします。
URLのドメインが公式サイトである
SMSに記載されたURLをよく確認することは、詐欺を見抜く決定的な手がかりになります。エポスカードの公式サイトのドメインは「eposcard.co.jp」であり、正規のSMSに含まれるURLもこのドメインで終わるはずです。
詐欺SMSでは「eposcard-support.com」「epos-card.net」など、一見似ているものの異なるドメインが使われます。また、短縮URLが使われている場合も注意が必要です。短縮URLは実際のリンク先が分からないため、詐欺サイトへの誘導に悪用されやすいからです。
URLをクリックする前に、必ずドメイン部分を確認しましょう。少しでも怪しいと感じたら、SMSのリンクは使わず、ブラウザから直接「エポスカード」と検索して公式サイトにアクセスすることが安全です。公式サイトから直接ログインして、SMSの内容が本当かどうか確認することをおすすめします。
エポスカードを装った詐欺SMSの特徴
詐欺SMSにはいくつかの共通した特徴があります。これらのパターンを知っておくことで、怪しいSMSを受け取ったときに素早く判断できるようになります。
緊急性を煽る文面になっている
詐欺SMSの最大の特徴は、「至急ご対応ください」「本日中に確認が必要です」など、受信者を焦らせる表現を多用することです。これは冷静な判断力を失わせ、すぐにURLをクリックさせることを狙っています。
「24時間以内に対応しないとカードが使えなくなります」「アカウントが停止されます」といった脅し文句も典型的なパターンです。正規のエポスカードからの連絡では、このような極端な緊急性を煽る表現はほとんど使われません。
本当に緊急の用件であれば、エポスカードは電話で直接連絡してくるのが一般的です。SMSだけで重要な判断を迫られることはありません。焦らせるような文面のSMSを受け取ったら、まず深呼吸をして、公式サイトから確認することを心がけましょう。
すぐに個人情報の入力を求めてくる
詐欺SMSの目的は、クレジットカード番号やパスワード、暗証番号などの個人情報を盗むことです。そのため、SMSに記載されたURLをクリックすると、すぐにこれらの情報入力を求めるページに誘導されます。
正規のエポスカードは、SMSからのリンクで直接個人情報の入力を求めることはありません。エポスNetへのログインが必要な場合でも、通常はIDとパスワードのみで、カード番号や暗証番号を入力させることはありません。
もしSMSから飛んだページで、クレジットカード番号や暗証番号の入力を求められたら、それは100%詐欺サイトです。すぐにページを閉じて、絶対に情報を入力しないでください。誤って入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡して対応を相談することが重要です。
不自然な日本語表現が使われている
詐欺SMSの多くは海外の詐欺グループが作成しているため、日本語表現が不自然なケースが目立ちます。機械翻訳を使っているため、文法的におかしい部分や、日本人なら使わないような言い回しが含まれています。
「貴方のカードは不正使用される可能性です」「緊急の確認作業してください」など、助詞の使い方が間違っていたり、語順がおかしかったりします。また、漢字の使い方が不適切だったり、スペースの入れ方が不自然だったりすることもあります。
正規のエポスカードからの連絡は、プロのライターやカスタマーサポートチームが作成しているため、日本語表現が洗練されています。少しでも違和感を覚えたら、それは詐欺SMSである可能性が高いと考えましょう。ただし、最近は日本語の精度が高い詐欺SMSも増えているため、他の要素も総合的に判断することが大切です。
偽のURLが記載されている
詐欺SMSには必ずと言っていいほど、詐欺サイトへ誘導するためのURLが記載されています。これらのURLは、一見すると公式サイトのように見えますが、よく見るとドメインが微妙に異なっています。
「eposcard-info.com」「epos-card-secure.net」など、公式ドメイン「eposcard.co.jp」に似せた偽ドメインが使われます。また、「bit.ly」などの短縮URLを使って、実際のリンク先を隠す手口も一般的です。
URLをクリックする前に、必ずリンク先のドメインを確認する習慣をつけましょう。スマートフォンの場合、URLを長押しすると完全なリンク先が表示されることがあります。少しでも疑わしい場合は、そのURLは使わず、ブラウザから直接「エポスカード」と検索して公式サイトにアクセスすることが安全です。
フィッシング詐欺SMSの具体的な事例
実際に報告されているフィッシング詐欺SMSの事例を知っておくことで、同様の手口に騙されにくくなります。ここでは代表的な4つのパターンを紹介します。
利用制限を装ったSMS
「お客様のカードで不正な取引の可能性が検知されたため、セキュリティ保護のため利用を一時制限しました」といった内容のSMSが届く事例があります。カード利用を再開するため、URLから本人確認をするよう促す内容となっています。
このタイプの詐欺SMSは、カードが使えなくなることへの不安を煽り、焦って行動させることを狙っています。リンクをクリックすると、エポスカードのログイン画面に似せた偽サイトに誘導され、IDやパスワード、カード情報の入力を求められます。
実際にエポスカードで不正利用の可能性がある場合、SMS通知に加えて電話連絡も来るのが一般的です。SMSだけで利用制限を通知し、URLからの確認のみを求めることはありません。このようなSMSを受け取ったら、リンクはクリックせず、公式サイトから直接ログインして確認しましょう。
アカウント制限を装ったSMS
「エポスNetアカウントに不審なログインがあったため、セキュリティ強化のためアカウントを一時停止しました。以下のURLから本人確認を行ってください」という内容のSMSも頻繁に報告されています。
このパターンでは、アカウントが使えなくなることへの恐怖心を利用し、すぐに対応させようとします。偽サイトでは、現在のパスワードと新しいパスワードの入力を求められ、その情報が詐欺グループに渡ってしまいます。
正規のエポスカードでは、アカウント制限が必要な場合、メールでも通知が届くのが通常です。また、SMSから直接パスワード変更を求めることはありません。不審なログインがあった場合は、ブラウザから直接エポスNetにアクセスし、ログイン履歴を確認することができます。SMSのリンクからは絶対にアクセスしないようにしましょう。
不正利用を装ったSMS
「お客様のカードで身に覚えのない高額決済が行われました。ご本人様の利用でない場合は、至急以下のURLから確認してください」という内容で、具体的な金額や店舗名が記載されている場合もあります。
このタイプは、「高額決済」という言葉で強い危機感を煽り、冷静な判断力を奪うことを狙っています。金額が数十万円など高額に設定されていることが多く、「すぐに止めなければ」という心理を利用した悪質な手口です。
実際にエポスカードで不正利用があった場合、カード会社のシステムが自動的に検知し、カード利用を一時停止した上で電話連絡が来るのが通常の流れです。SMSだけで高額な不正利用を通知し、URLからの確認のみを求めることはありません。このようなSMSを受け取ったら、慌てずに公式のカスタマーセンターに電話して確認しましょう。
セキュリティ強化を装ったSMS
「エポスカードでは、お客様の安全のためセキュリティ機能を強化しました。引き続きカードをご利用いただくには、以下のURLから設定を更新してください」といった内容のSMSも報告されています。
このパターンは、セキュリティという正当な理由を使って信頼させ、URLをクリックさせる巧妙な手口です。「設定更新」という比較的穏やかな表現を使うことで、利用者の警戒心を下げることを狙っています。
正規のエポスカードがセキュリティ機能を強化する場合、公式サイトやメールで正式に告知され、ログイン時に案内が表示されます。SMSだけで突然セキュリティ更新を求めることはありません。また、更新が必須の場合でも、期限に余裕を持って複数回通知されるのが通常です。焦らず、公式サイトで最新情報を確認しましょう。
詐欺SMSが届いた場合の対処法
詐欺SMSを受け取ったときは、適切な対応をすることで被害を防げます。ここでは具体的な対処法を4つ紹介します。
URLを絶対にクリックしない
詐欺SMSを受け取った際の最も重要な対処法は、記載されているURLを絶対にクリックしないことです。リンクをクリックした瞬間に詐欺サイトに誘導され、個人情報を盗まれるリスクが発生します。
たとえURLをクリックしただけで情報を入力していなくても、スマートフォンやパソコンがマルウェアに感染する可能性もあります。好奇心から「どんなサイトか見てみよう」と思っても、絶対にアクセスしないでください。
もし誤ってURLをクリックしてしまった場合は、すぐにページを閉じ、何も入力せずにブラウザを終了しましょう。その後、スマートフォンやパソコンのセキュリティソフトでスキャンを行うことをおすすめします。クリックしてしまっただけなら、情報を入力していない限り大きな被害は発生しにくいですが、念のため注意深く対応することが大切です。
個人情報を入力しない
万が一、詐欺SMSのURLをクリックして偽サイトにアクセスしてしまった場合でも、個人情報を入力しなければ被害を最小限に抑えられます。カード番号、暗証番号、パスワード、生年月日などの入力を求められても、絶対に入力しないでください。
詐欺サイトは本物のエポスカードのサイトに酷似しているため、一見すると見分けがつかないことがあります。しかし、URLを確認すれば公式サイトでないことが分かるはずです。入力画面が表示された時点で、改めてURLのドメインを確認しましょう。
正規のエポスカードでは、SMSから直接飛んだページでカード番号や暗証番号を入力させることはありません。このような情報の入力を求められた時点で、それは詐欺サイトだと判断できます。すぐにページを閉じ、入力した情報がないことを確認してから、安全な方法で公式サイトにアクセスし直しましょう。
公式サイトから直接ログインして確認する
詐欺SMSか本物か判断がつかない場合は、SMSのリンクを使わず、ブラウザから直接エポスカードの公式サイトにアクセスすることが最も安全です。検索エンジンで「エポスカード」と検索し、公式サイトのトップページからログインしましょう。
エポスNetにログインすれば、実際のカード利用状況やお知らせを確認できます。もし本当に不正利用や重要な通知があれば、ログイン後のマイページに表示されているはずです。何も表示されていなければ、届いたSMSは詐欺だと判断できます。
公式サイトのURLをブックマークしておくと、今後もすぐに安全にアクセスできるので便利です。SMS、メール、電話など、どんな手段で連絡が来ても、自分から公式サイトにアクセスして確認する習慣をつけることが、詐欺被害を防ぐ最も確実な方法です。
エポスカードに問い合わせる
不審なSMSを受け取ったら、自己判断だけでなくエポスカードのカスタマーセンターに直接問い合わせることをおすすめします。公式サイトに掲載されている問い合わせ電話番号に連絡し、受け取ったSMSの内容を伝えましょう。
カスタマーセンターでは、そのSMSがエポスカードから送信されたものか、詐欺SMSかを確認してくれます。また、詐欺SMSの報告を受けることで、他のユーザーへの注意喚起にもつながります。少しでも不安を感じたら、遠慮せずに問い合わせることが大切です。
電話が苦手な場合は、公式サイトのお問い合わせフォームやチャットサポートを利用することもできます。ただし、SMSに記載された電話番号やメールアドレスには絶対に連絡しないでください。必ず公式サイトに掲載されている正規の連絡先を使いましょう。専門のスタッフが丁寧に対応してくれるので、安心して相談できます。
誤って個人情報を入力してしまった場合の緊急対応
もし詐欺サイトで個人情報を入力してしまった場合でも、迅速に対応すれば被害を最小限に抑えられます。以下の手順で速やかに対処しましょう。
すぐにカードの利用を停止する
詐欺サイトでカード番号や個人情報を入力してしまったことに気づいたら、一刻も早くカードの利用を停止することが最優先です。エポスカードのカスタマーセンターに電話し、カードの一時停止または再発行を依頼しましょう。
カードの利用停止は24時間365日対応しており、深夜や休日でも手続きが可能です。電話一本でカードがすぐに使えなくなるため、不正利用を防ぐことができます。少しでも早く連絡することで、詐欺グループがカード情報を悪用する前に対処できる可能性が高まります。
カード停止後は新しいカード番号で再発行されるため、登録している公共料金やサブスクリプションサービスの支払い情報も更新する必要があります。多少の手間はかかりますが、不正利用による金銭的被害を防ぐためには必要な対応です。躊躇せず、すぐに連絡しましょう。
エポスカードカスタマーセンターに連絡する
カードの利用停止手続きと同時に、詐欺サイトで入力してしまった情報の詳細をカスタマーセンターに伝えましょう。カード番号だけでなく、パスワードや暗証番号、セキュリティコードなど、どの情報を入力したかを正確に伝えることが重要です。
カスタマーセンターでは、入力した情報に基づいて適切な対応を案内してくれます。たとえばパスワードを入力した場合は変更手続きが必要ですし、暗証番号を入力した場合は再設定が必要になります。また、不正利用がないかの監視も強化してくれます。
恥ずかしいからと報告をためらう人もいますが、早期の報告が被害拡大を防ぐ鍵となります。カスタマーセンターのスタッフは日常的にこうした相談を受けているため、責めたりすることはありません。むしろ迅速な対応を評価してくれるので、安心して相談しましょう。詳細に状況を伝えることで、より適切なアドバイスを受けられます。
エポスNetのパスワードを変更する
詐欺サイトでエポスNetのIDやパスワードを入力してしまった場合、すぐにパスワードを変更する必要があります。詐欺グループがそのパスワードを使ってエポスNetに不正ログインし、個人情報を盗んだり追加の被害を引き起こす可能性があるからです。
パスワード変更は、公式サイトから直接エポスNetにアクセスして行います。新しいパスワードは、以前のものとは全く異なる複雑なものに設定しましょう。英数字と記号を組み合わせた8文字以上のパスワードが推奨されます。
もし詐欺グループに先にパスワードを変更されてしまい、ログインできなくなった場合は、すぐにカスタマーセンターに連絡してください。本人確認を行った上で、パスワードのリセット手続きを案内してもらえます。パスワード変更後は、念のためログイン履歴を確認し、不審なアクセスがないかチェックすることも忘れずに行いましょう。
警察や消費者センターに相談する
詐欺被害に遭った場合、エポスカードへの連絡だけでなく、警察や消費者センターにも相談することをおすすめします。最寄りの警察署のサイバー犯罪相談窓口や、都道府県警察本部のフィッシング110番などで相談を受け付けています。
被害届を出すことで、同様の詐欺の捜査に役立つ情報を提供でき、詐欺グループの摘発につながる可能性があります。また、実際に金銭的被害が発生した場合、被害届が保険請求や補償申請の際に必要になることもあります。
消費者ホットライン(188)に電話すれば、最寄りの消費生活センターを案内してもらえます。消費生活相談員が、被害の状況に応じて適切なアドバイスをしてくれます。一人で抱え込まず、公的機関のサポートも活用しながら対応することで、より確実に被害を最小限に抑えることができます。
エポスカードのSMSが届かない原因と対処法
エポスカードからの重要なSMSが届かないと、利用状況の確認や不正利用の早期発見ができません。届かない原因を理解し、適切に対処しましょう。
電話番号の登録ミスがある
エポスカードに登録している電話番号が間違っていると、SMSは届きません。特にカード申し込み時に入力ミスがあった場合や、携帯電話を機種変更した際に番号を更新していない場合に起こります。
電話番号が正しく登録されているかは、エポスNetにログインして会員情報ページで確認できます。もし間違っている場合は、すぐに正しい番号に更新しましょう。更新はオンラインで簡単に行えます。
番号変更後は、次回のカード利用時にSMSが届くかテストしてみることをおすすめします。少額の買い物をして、利用通知のSMSが届くか確認しましょう。届かない場合は他の原因が考えられるため、さらに対策を進める必要があります。正確な電話番号の登録は、セキュリティ対策の基本となるため、必ず確認しておきましょう。
迷惑メール設定でブロックされている
スマートフォンの迷惑メール設定やSMSフィルター機能が、エポスカードからのSMSをブロックしている可能性があります。特にキャリアの迷惑メール対策サービスを利用している場合、企業からの一斉送信SMSが自動的に迷惑メールと判定されることがあります。
この問題を解決するには、スマートフォンの設定画面から迷惑メール設定を確認し、エポスカードからの電話番号を受信許可リストに追加する必要があります。設定方法はキャリアや機種によって異なるため、各キャリアのサポートページを参照しましょう。
また、SMS受信拒否設定をオンにしている場合も、すべてのSMSが届かなくなります。一時的に設定を解除して、SMSが届くか確認してみてください。設定変更後は、数日以内にカード利用があればSMSが届くはずです。届いたことを確認できたら、セキュリティのため不要な設定は元に戻しても問題ありません。
海外滞在中で受信できない
海外に滞在中は、日本の携帯電話番号宛てのSMSを受信できない場合があります。特に国際ローミングをオフにしている場合や、ローミング契約がない場合は、SMSが届きません。
海外でもSMSを受信したい場合は、出発前に国際ローミングサービスを有効にしておく必要があります。ただし、海外でのSMS受信には追加料金がかかることが多いため、事前にキャリアの料金体系を確認しておきましょう。
長期の海外滞在や出張の場合は、エポスNetのメール通知機能を併用することをおすすめします。SMSと同じ内容がメールでも届くよう設定しておけば、海外でもインターネット経由で重要な通知を確認できます。帰国後にSMSが届かない場合は、国際ローミング設定を元に戻すか、キャリアに問い合わせて設定を確認しましょう。
携帯電話会社の受信制限がかかっている
携帯電話会社側で何らかの受信制限がかかっている場合、特定の番号からのSMSが届かないことがあります。これは、迷惑メール対策の一環として、一度に大量送信される企業SMSが自動的にブロックされることがあるためです。
この問題を解決するには、利用している携帯電話会社のカスタマーサポートに連絡し、エポスカードからのSMSが受信できないことを伝えましょう。サポート担当者が受信制限の有無を確認し、必要に応じて解除してくれます。
また、SMS受信容量がいっぱいになっている場合も、新しいSMSが届かなくなります。古いSMSを削除して容量を確保することで解決することがあります。それでも届かない場合は、SIMカードの不具合や端末の問題も考えられるため、キャリアショップで診断してもらうことをおすすめします。
エポスカードのSMS認証を設定する方法
SMS通知を有効にすることで、カード利用状況をリアルタイムで把握でき、不正利用の早期発見につながります。ここでは設定方法を詳しく解説します。
エポスNetでSMS通知を有効にする手順
エポスNetにログイン後、マイページから「お知らせ設定」または「通知設定」のメニューを選択します。ここでSMS通知の各種設定を行うことができます。
設定画面では、「カード利用時の通知」「ログイン時の通知」「引き落とし結果の通知」など、項目ごとにSMS通知のオン・オフを選択できます。すべての項目をオンにしておくことで、カードに関するあらゆる動きを把握できるため、セキュリティが大幅に向上します。
設定を変更したら、必ず「保存」ボタンをクリックして変更を確定させましょう。設定完了後は、次回のカード利用時に実際にSMSが届くか確認することをおすすめします。SMSが届かない場合は、登録電話番号が正しいか、迷惑メール設定でブロックされていないかなど、他の原因を確認しましょう。
電話番号を変更・更新する方法
携帯電話番号が変わった場合や、登録番号を変更したい場合は、エポスNetから簡単に更新できます。マイページの「会員情報」または「登録情報変更」メニューから、電話番号変更画面にアクセスしましょう。
新しい電話番号を入力後、本人確認のため変更前の番号または登録メールアドレスに確認コードが送信されます。この確認コードを入力することで、本人確認が完了し、電話番号が更新されます。セキュリティのため、変更は即座には反映されず、数時間から1日程度かかる場合があります。
電話番号を変更した後は、SMS通知設定が引き継がれているか確認しましょう。稀に番号変更によって通知設定がリセットされることがあるため、再度設定画面から各種通知をオンにしておくと安心です。更新後は少額の買い物をして、新しい番号にSMSが届くかテストすることをおすすめします。
海外でのSMS認証設定
海外でもエポスカードを安全に利用するため、事前にSMS認証設定を確認しておくことが重要です。海外でSMSを受信するには、まず携帯電話会社の国際ローミングサービスを有効にする必要があります。
エポスNet側では、海外利用時の通知設定を確認しましょう。「海外利用時の通知」を有効にしておくと、海外でカードを使った際に必ずSMSが届くため、不正利用をすぐに検知できます。海外は特に不正利用が多い地域もあるため、この設定は必須です。
海外渡航前には、エポスカードに「海外渡航の事前連絡」をしておくこともおすすめします。これにより、海外での利用が本人によるものだとカード会社が認識し、正常な利用が不正と誤判定されてカードが止まるリスクを減らせます。エポスNetや電話で簡単に連絡できるので、出発前に済ませておきましょう。
エポスカードの不正利用を防ぐセキュリティ対策
エポスカードには複数のセキュリティ機能が用意されています。これらを適切に設定・活用することで、不正利用のリスクを大幅に減らせます。
本人認証サービスを設定する
本人認証サービス(Visa Secure)は、オンラインショッピング時に追加の本人確認を行うセキュリティ機能です。カード番号だけでなく、登録したパスワードやワンタイムパスワードの入力が必要になるため、第三者による不正利用を効果的に防げます。
設定はエポスNetから簡単に行えます。マイページの「セキュリティ設定」から本人認証サービスの登録画面に進み、専用パスワードを設定するだけです。設定後は、対応しているオンラインショップでの買い物時に、このパスワード入力が求められるようになります。
本人認証サービスを設定しておくことで、万が一カード情報が漏洩しても、パスワードを知らない第三者は決済を完了できません。特にネットショッピングを頻繁に利用する人にとっては必須のセキュリティ対策です。設定は無料で、数分で完了するため、まだ設定していない人は今すぐ登録することをおすすめします。
利用通知SMSを有効にする
カード利用時にSMSで通知が届く設定にしておくことは、不正利用の早期発見に非常に効果的です。自分が使っていないのに通知が届けば、すぐに不正利用に気づいて対応できます。
エポスNetの通知設定から、「カード利用時のSMS通知」を有効にしましょう。これにより、店舗での買い物やオンラインショッピング、定期的な引き落としなど、すべてのカード利用時にSMSが届くようになります。
通知は利用直後から数分以内に届くため、ほぼリアルタイムで自分のカード利用状況を把握できます。万が一不正利用があった場合、通知を受け取ってからすぐにカードを停止すれば、被害を最小限に抑えられます。少し通知が多くて煩わしいと感じるかもしれませんが、セキュリティのためには非常に有効な機能です。
不正使用検知システムを活用する
エポスカードには、AIと機械学習を活用した不正使用検知システムが導入されています。このシステムは、通常と異なる利用パターンを自動的に検知し、不正利用の可能性がある場合にはカード利用を一時停止します。
検知システムは24時間365日稼働しており、高額決済、海外での突然の利用、短時間での複数回の利用など、不審なパターンを見つけると自動的に対応します。利用者が特に設定する必要はなく、すべてのエポスカード会員に自動的に適用されています。
システムが不正の可能性を検知した場合、SMSや電話で本人確認の連絡が来ます。この連絡を受けたら、最近の利用について確認されるので、正直に答えましょう。本人の利用だと確認できれば、すぐにカードの利用制限は解除されます。この仕組みにより、万が一カード情報が盗まれても、大きな被害になる前に防ぐことができます。
エポスバーチャルカードを利用する
エポスバーチャルカードは、オンラインショッピング専用のバーチャルカード番号を発行できるサービスです。実際のカード番号とは異なる番号を使うため、万が一情報が漏洩しても、本カードには影響がありません。
エポスNetから無料で発行でき、発行後すぐに利用開始できます。バーチャルカードには利用上限額を設定できるため、万が一不正利用されても被害額を制限できます。また、不要になったらいつでも停止・再発行できるので、安心して使えます。
特に初めて利用する海外のオンラインショップや、セキュリティに不安があるサイトでの買い物には、バーチャルカードの利用をおすすめします。実カード番号を守りながら、安全にオンラインショッピングを楽しめる便利な機能です。ネットショッピングを頻繁に利用する人は、ぜひ活用してみてください。
エポスカードを持っていないのにSMSが届く理由
エポスカードを持っていないのにSMSが届いた場合、いくつかの理由が考えられます。状況を正しく理解し、適切に対応しましょう。
無差別に送られる詐欺SMSである
エポスカードを持っていないのにSMSが届く最も多い理由は、詐欺グループによる無差別送信です。詐欺グループは、電話番号を機械的に生成したり、流出した個人情報リストを使って、不特定多数にフィッシングSMSを送信しています。
このタイプの詐欺SMSは、エポスカードの会員かどうかに関係なく送られてくるため、カードを持っていない人にも届きます。詐欺グループは「たくさん送れば、その中に実際の会員も含まれるだろう」という考えで、手当たり次第に送信しているのです。
エポスカードを持っていないのにSMSが届いた場合、それは100%詐欺と判断できます。URLを絶対にクリックせず、すぐに削除しましょう。また、同様のSMSが他の人にも届いている可能性が高いため、家族や友人にも注意喚起することをおすすめします。詐欺の手口を知ることで、被害を未然に防ぐことができます。
過去にエポスカードを利用していた
過去にエポスカードを所有していたが、現在は解約している場合、古い顧客データベースに基づいてSMSが送られてくることがあります。特に解約後すぐの期間は、システムの更新が完全に反映されていないため、通知が届く可能性があります。
また、エポスカードと提携している施設(マルイなど)の会員情報と混同して送信されるケースもあります。過去にマルイでポイントカードを作った経験がある場合、その情報に基づいてSMSが届くことがあるのです。
このような場合は、SMSの内容を確認し、明らかに詐欺でなければ、エポスカードのカスタマーセンターに連絡して、データベースからの削除を依頼しましょう。個人情報保護の観点から、不要な情報は削除してもらう権利があります。連絡する際は、過去の会員番号や解約時期などを伝えるとスムーズです。
家族が申し込みをした可能性がある
同居している家族がエポスカードに申し込んだ際、誤ってあなたの電話番号を登録してしまった可能性も考えられます。特に、家族で携帯電話番号が似ている場合や、申込書に誤って別の番号を書いてしまった場合に起こりやすいです。
また、家族カードを発行した場合、本会員の番号だけでなく、家族会員の番号にも通知が届く設定になっていることがあります。家族がエポスカードを申し込んだか、最近カードを作ったかを確認してみましょう。
家族の申し込みが原因だった場合は、その家族に正しい電話番号に変更してもらうよう伝えましょう。エポスNetから簡単に変更できます。自分の番号に届き続けると混乱を招くだけでなく、本来の利用者が重要な通知を受け取れなくなる可能性もあるため、早めに対応することが大切です。
まとめ|エポスカードのSMSは慎重に確認して安全に利用しよう
エポスカードから届くSMSには、利用通知や本人確認、返金案内など複数の種類があり、それぞれ重要な情報を含んでいます。しかし、同時にエポスカードを装った詐欺SMSも多数存在するため、受け取ったSMSが本物か詐欺かを正しく見分けることが不可欠です。
本物のSMSには、本人の氏名が記載されており、正規の電話番号から送信され、身に覚えのある取引内容が含まれています。一方、詐欺SMSは緊急性を煽る文面や不自然な日本語表現、偽のURLが特徴です。少しでも不審に感じたら、SMSのリンクはクリックせず、公式サイトから直接ログインして確認しましょう。
もし誤って個人情報を入力してしまった場合は、すぐにカードを停止し、カスタマーセンターに連絡することが重要です。また、SMS通知を有効にしたり、本人認証サービスを設定するなど、日頃からセキュリティ対策を徹底することで、不正利用のリスクを大幅に減らせます。
エポスカードを安全に利用するためには、SMSの内容を慎重に確認し、疑わしい場合は必ず公式ルートで確認する習慣をつけることが大切です。この記事で紹介した見分け方や対処法を実践することで、詐欺被害を防ぎ、安心してエポスカードを活用できるでしょう。
エポスカード
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